【Linux】ブートローダー
ハードディスクなどのストレージからOSを読み込んで起動するプログラムのこと。
代表的なLinuxのブートローダーとして「GRUB」(グラブ)があり2種類のヴァージョンがある。
インストール
grub-install /dev/sda
※ sdaはディスクドライブインターフェースを表す命名規則。
※ /dev/sdaはシステム上の最初の物理ディスクドライブを指す。
GRUB Legacy 設定ファイル
以下ファイルを編集し設定を行う
/boot/grub/menu.lst
※ディストリビューションによっては「/boot/grub/grub.conf」
GRUB 2 設定ファイル
/etc/default/grub
または
/etc/default/grub.d ディレクトリ内のファイル
上記で設定を行い 下記コマンドの実行で設定を行う
grub-mkconfig
設定に基づいてgrub.cfgファイルが生成される
/boot/grub/grub.cfg
GRUB2コマンド
起動オプション | 説明 |
---|---|
menuentry | メニューに表示するエントリ名を指定 |
insmod | GRUB2で用意されているモジュールを使用する際にロードするモジュールを指定 |
set | 設定項目を指定 |
Linuxカーネル起動オプション
起動オプション | 説明 |
---|---|
init=<パス> | initの代わりに指定コマンドを実行 |
root<デバイス名> | ルートパーティションを設定 |
数字(0-6) | 指定したランレベルで起動 |
quiet | 起動中のカーネルからの情報出力を抑制する |
MBR(マスターブートレコード)とは?
HHDなどの外部ストレージの先頭にある起動に必要なプログラムや情報を記録した領域。512バイト。
GRUBなどのブートローダーもこの領域に格納され、446バイトと決まっている。